IRや万博誘致、同友会と意見交換 /大阪
[毎日新聞]
大阪維新の会府議団は21日、大阪市内で関西経済同友会と懇談した。府が誘致を目指す2025年の大阪万博やカジノを含む統合型リゾート(IR)などについて意見交換し、今後も定期的に懇談することを確認した。維新と経済団体とのつながりは希薄とされてきたが、昨年11月の府知事、大阪市長のダブル選を機に双方が歩み寄っている形だ。
懇談は、府議団側の呼びかけで開催された。同友会から斉藤行巨事務局長、府議団からは青野剛暁代表や大橋一功幹事長らが出席し、IRや万博などについて意見交換した。
維新と経済団体との交流を巡っては、2012年以来開かれていなかった府知事、大阪市長、関西経済連合会(関経連)など5者のトップによる懇談が、経済界側の呼びかけで来月開かれる見通しになるなど、ダブル選以降、交流の活発化を図る動きが出ている。
府議団は22日にも、関経連、大商と懇談する予定で、経済界と協調して万博やIRの誘致を進めたい考えだ。【松井聡】
http://mainichi.jp/articles/20160122/ddl/k27/010/385000