万博、IR誘致 協力要請 大阪府・市と関西経済団体
[大阪日日新聞 2016年2月10日]松井一郎府知事と吉村洋文大阪市長、大阪商工会議所の尾崎裕会頭ら関西経済3団体のトップが9日、大阪市内で意見交換会を開いた。経済団体と府市 の首長による会合は4年ぶりの開催。松井知事は2025年の国際博覧会(万博)の誘致、吉村市長は統合型リゾート(IR)誘致への理解を求めた。
意見交換会後、取材に応じる(右から)吉村市長、松井知事、尾崎会頭、森会長、村尾代表理事、蔭山代表理事=9日午前、大阪市北区の大阪国際会議場 尾崎会頭の申し入れで開催。関西経済連合会の森詳介会長、関西経済同友会の村尾和俊、蔭山秀一両代表幹事が出席し、経済界はリニア新幹線の同時開業やライフサイエンスなど新産業への協力を求めた。
松井知事は冒頭「トップ同士が実質的な議論をするのは有意義だ」とあいさつ。尾崎会頭は「今まで以上に連携を密にしていきたい」と述べた。万博誘 致について、尾崎会頭は会合後の囲み取材で「反対する理由はないが、お金が非常に掛かる。まだ、われわれも勉強不足だ」と語り、慎重な姿勢を見せた。
ソース:http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160210/20160210034.html