カジノ「江原ランド」に日本からの視察相次ぐ
NEWSIS/朝鮮日報日本語版 2014/06/24
江原道旌善郡のカジノ「江原ランド」が今、日本の地方議員や、カジノの開設を計画しているリゾート施設の関係者によるベンチマーキング(ほかの優れた点を学び、それを基準に業務などを改革する手法)の対象となっている。
江原ランドは23日、施設見学会とギャンブル中毒の予防に関する懇談会を開催し、「KL(江原ランドの英語の略称)中毒管理センター」のパク・ソンジェ所長と日本の大阪府議会議員など14人が出席した。
最近、日本ではカジノを含む複合型リゾート施設の建設の必要性が高まっており、今年4月には北海道の視察団が江原ランドを訪れたほか、今月26日には横浜市議会議員たちの視察が予定されている。
日本から視察に来る議員や関係者たちはとりわけ、江原ランドが運営しているKL中毒管理センターに高い関心を寄せ、ギャンブル中毒の予防や治療に関するノウハウ、ギャンブル中毒によって発生しかねないデメリットについて相談した。
パク所長は「江原ランドの経験に照らし合わせれば、ギャンブル中毒に関する最も中心的な対策は、中毒予防に関する活動を繰り広げるということだ。今後も海外からの視察団が来るときには、ギャンブル中毒の防止に関するノウハウを積極的に伝えていきたい」と話した。
旌善=ホン・チュンボン記者
ソース:http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/24/2014062400739.html