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カジノ法案、自民が週内審議入りを提案-衆院内閣委理事懇

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6月10日(ブルームバーグ):自民党は10日の衆院内閣委員会理事懇談会で、カジノを含めた特定複合観光施設(IR)の整備を推進するための法案について週内に同委で審議入りするよう各党に提案した。柴山昌彦内閣委員長が記者団に会議の概要を説明した。

同委員会は水曜と金曜が定例日。自民党は11日の審議入りを提案したが、公明党が法案への対応について党内手続きが終了していないことからこれに難色を示したため、見送りとなった。13日についても民主、共産が慎重な意見を述べたという。

法案は国際観光産業振興議員連盟(IR議連、通称:カジノ議連)の細田博之会長(自民党幹事長代行)ら自民、日本維新の会、生活の党などの議員が昨年12月に国会提出していた。今国会の会期は22日まで。13日以降に審議入りできるかどうかは自民党と連立政権を組む公明党の対応が焦点になる。

公明党で同委に所属する浜地雅一衆院議員は5月のインタビューで、今国会での審議入りは可能だが、成立は「日程的に厳しい」と指摘。ただ、いったん審議入りすれば秋の臨時国会で成立する可能性は十分にあるとの見通しを示していた。

 

ソース:http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N6XXAZ6K50YO01.html