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カジノ含むIR法案 きょう衆院通過へ 民進は反発
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案は、6日の衆議院本会議で自民党や日本維新の会などの賛成多数で可決され、参議院に送られる見通しです。これに対し民進党は、「自民党の国会運営は強引すぎる」と反発を強めていて、本会議での採決を退席する方向で調整を進めています。
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案について自民党は「国内の観光振興などのためにも重要だ」として、来週14日までの今の国会で成立させるため6日の衆議院本会議で採決し、日本維新の会などとともに可決して参議院に送る方針です。自民党はこうした方針を、5日の役員会で確認し二階幹事長は、「わが党は成立に向けて全力を尽くすということだ」と述べました。
これに対して民進党や共産党など野党4党は、5日に大島衆議院議長に対し、「拙速な審議による衆議院内閣委員会での先週の採決は無効だ」として、法案を委員会に差し戻すよう求めました。民進党は山井国会対策委員長が、「強引さがエスカレートした国会運営を許せば言論の府である国会が崩壊する」と述べるなど反発を強めていて、本会議での採決を退席する方向で調整を進めています。共産党は、採決で反対する方針です。こうした中、与党の公明党は慎重論が党内に根強いことを踏まえ、採決に自主投票で臨むことを決めていて、党内で賛否がわかれるものと見られます。
一方、年金支給額の新たな改定ルールを盛り込んだ年金制度改革関連法案は、6日から参議院厚生労働委員会で審議に入ることになっていて、来週の会期末をにらんだ与野党の論戦が続く見通しです。
ソース:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796351000.html