カジノ法案審議入りに慎重
[ロイター]
【ハバナ共同】公明党の山口那津男代表は6日夜(日本時間7日午前)、訪問先のキューバで同行記者団と懇談し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案に関し、秋の臨時国会での審議入りに慎重な姿勢を重ねて示した。「カジノがある国での(ギャンブル依存症の)副作用を見てきた。慎重に考えるべきだ」と述べた。
観光の起爆剤になるとの推進論について「キューバや日本にカジノはないが、外国人観光客は増えている。観光資源の切り札になるとは必ずしも言えない」と批判した。